業界ごとに気をつける点が違うのが面白い

就職先として他業界を志望していたので、広告業界はまったく考えていませんでしたが、スリーライトと出会ったことで、考えが大きく変わりました。社長も社員のみなさんも初対面とは思えないほどフランクで、楽しそうに仕事のことを話してくれる姿にすっかり引きこまれてしまったんです。すでに他社から内定をもらっていましたが、最終的に「人」が決め手になり、入社を決めました。

スリーライトは、幅広い業界のプロモーションに携われるのが特徴です。私が担当しているクライアントも、玩具メーカーや保険会社、大学、官公庁までさまざま。それぞれの業界ごとに、気をつけるべき点が異なるのが面白いところです。たとえば、玩具メーカーの制作物は、子どもが目を引くような色を用いたデザインに。幅広い年代の方が目にする官公庁の制作物は、見やすさ読みやすさを最優先するなど、ターゲットや目的が異なれば、それに合わせて様々な工夫が必要です。最終的に手に取る人の立場になり、ご提案することを心がけています。

また最近では、新たな領域の案件に携われる機会がより増えていると感じます。例えば、商品の店頭什器やサンプリングキットの制作、大学のオープンキャンパスの装飾演出、また、スマホゲームイベントの景品の制作に携わらせていただいたこともありました。日々勉強ではありますが、やれることの幅が広がり楽しく仕事ができています。

新たな挑戦が、自分を成長させてくれる

私たちの仕事は、「初めて」の連続です。ある社団法人の記念誌の制作もそうでした。もともと別の会社でクライアントだった方がその法人へ転職し、新規でお声がけをいただいたのがきっかけです。その業界の知識もなく、記念誌の制作に携わった実績もありませんでした。プレゼンから始まり、社内のクリエイターと試行錯誤しながら2年がかりで100ページ超の冊子を完成。できあがった記念誌を手にしたときは、言葉にならないほどの達成感を感じました。

一番大変だったのは、複数の企業で構成されていたプロジェクトメンバーとのすり合わせです。構成やデザイン、色などについて、それぞれの立場からさまざまな意見が飛び交いました。それらを集約させたうえで、ベストな方向へと導いていくのが私の役目でした。心がけたのは、実際の事例を見せながら根拠のある提案をすること。また、今のトレンドについてお伝えすることも、大きな説得材料となりました。

新たなチャレンジでしたが、記念誌の制作を通して組織の歴史を知れたことも、大きなプラスになりました。実際、新たにWebサイトの制作依頼をいただくことができ、少しずつお客様との信頼関係が築けていけているのかなと感じます。

「個」を大切にする企業文化が根づく会社

最近では、お客様から「すべて任せるよ」「自由につくってみて」と言われる機会が増えてきました。こういった言葉は、私を信頼していただけている大きな証。その期待に応え続けることは簡単ではありませんが、やりがいでもあります。

ピンチのときに頼ってくださるのも、うれしい瞬間です。「助けてください！」と急な案件が舞い込むことも少なくありません。現場と相談をしながら、お客様の事情に応じてできるかぎり柔軟に対応することを心がけています。通常の3分の1のスピードで完成させたこともあれば、依頼を受けたその日のうちに納品したことも。社内にクリエイティブチームがいて印刷工場もある、そういった体制があることで実現できることだと思うので、私もとても頼りにさせてもらっています。

スリーライトは、型にとらわれることなく、自分らしさを発揮できる会社です。制作上のやりとりや見積一つとっても、従来のやり方にとらわれることなく、自分なりに工夫し、自由に変えていける。そういった「個」を大切にする企業文化が、とても自分に合っていると感じています。興味のある業界に、アプローチをするのも自由。いつの日か、自分の地元を盛り上げるプロモーションを手がけてみたいと思っています。

就職活動は、「どの会社で働くか」よりも「どんな人たちと働くか」が大事だと思います。説明会や面接を通して、多くの企業の方と積極的に接することで、「この人と一緒に働きたい」「この人となら頑張れそうだな」と思える人を見つけるようにしてください。私たちも、みなさんにそう思われるように頑張ります！